年にたった3回の
マネーセミナーをやっただけで
MDRTを達成した塾生さんが
いらっしゃいます。
その方は、
飛び込み営業をやってきており
昔から見込み客発見に
とっても苦労していました。
実際飛び込み営業で
実績を作るのはとても大変です。
その頃から
「仕組みを作らなければ!」
と常に問題意識を持って
活動していました。
単純に「紹介依頼だけ」では
MDRTになるのはとても大変です。
課題として、大きく二つを考えました。
●単価をアップするか?
●人数を増やすか?
この塾生さんは、
「人数を増やすことに特化しよう」
と課題を絞りました。
そして、もう一つ考えました
「人数を増やすためには
セミナーが絶対に必要」
と悟りました。
でも、セミナーは「集客」
という大きな課題があります。
これを乗り越えるためには
「集客の仕組化が大切だ」
と考えました。
つまり、
「セミナーの仕組化=集客の仕組化」
と課題を絞ったのです。
そして、
「集客の仕組化をする方法」を
来る日も来る日も考えました。
そして、ある日ひらめきました!
「多くの人にセミナーを
聞いてもらいたいけど、
自分がお客様にしたい人を
明確にしよう」
と顧客を絞りました。
つまり、ペルソナを設定したのです。
ペルソナを設定すると
解決すべきことが何かが見えてきます。
●ペルソナがどこに集まっているか?
●セミナーを告知するためには
どうしたら良いか?
この塾生さんは、
ここまで課題を明確に絞ることが
出来たので解決策も絞られてきました。
解決策は、
「SNSとチラシを融合して告知する」
という方法でした。
これがバカ当たりしました。
1回のセミナーで
80~100名のお客様が集まり
ほぼ50%が契約になるのです。
だから、
年に3回セミナーをやるだけで
MDRTを達成できるのです。
この塾生さんは
「毎日暇です」
と笑っていらっしゃいました。
さて・・・
この塾生さんの
成功のポイントは何でしょうか?
「セミナーをやること」
「チラシの作り方」
とやり方に焦点がいきそうですが、
違います。
本質的なポイントは
「絞る」
ということです。
具体的には
「仕組作り」に課題を絞り
「人数を増やすこと」に絞り
「セミナーという手段」に絞り
「集客の仕組化」に絞り
「お客様にする相手」を絞ったのです。
この絞るという作業が
より洗練された具体的な
アイディアを生んでくれたのです。
多くの営業マンは
「絞ること」を怖がります。
特に
「顧客を絞る」が
最も不安に思いますよね。
これが皆さんの成功を止めています。
是非勇気を持って
「自分が本当に
お客様にしたい人は誰か?」
(=ペルソナ)
を考えましょう。
そうすることで、
洗練されたアイディアがわいてきます。
今日は以上です。