「営業は結果が全てだ！」
と言われることがあります。
本当に結果が全てなのでしょうか？
私は、
結果をコントロールすることは
不可能だと思っています。
なぜなら、
人の気持ちをコントロールすることは
絶対に不可能だからです。
もちろん
営業マンの対応次第で
お客様の気持ちが動くという
「現象」はあります。
それはあくまでも
結果論の現象であって
本当の意味でお客様の気持ちを
コントロールしているわけ
ではありません。
更に申し上げると
結果にフォーカスすることで
見失っているものが
あることに気づいてください。
見失っているのは
その人の「成長」です。
私は、教育事業をしているので
「営業マンの成長」に
とても関心があります。
結果しかフォーカスしないと
営業マンが成長していることに
気づかないです。
例えば・・・
「なかなか言えなかったトークを言えた」
という場面があったとします。
でも、結果がでなかった。
その人は、
出来なかったことが出来たのですから
確実に成長しています。
でも、結果がでなかった。
結果しかフォーカスしないと
「トークが出来た」という
成長に気づけません。
成長に気づけず
結果しか見ないので
その営業は×（バツ）という
評価を下してしまいます。
非常にもったいなことです。
本人は、結果が出なかったから
自信がつきません。
せっかく成長しているのに
自信が持てないのです。
人は行動していれば、
必ず「気づき」があり
「成長」します。
「気づき」＆「成長」を繰り返して
一人前になっていきます。
だから、結果を追うのではなく
成長を追った方が良いのです。
お客様の心を
コントロールすることは出来ませんが
自分の行動を
コントロールすることはできます。
出来ないこと（＝お客様の心）に
フォーカスするのではなく
出来ること（＝行動）に
フォーカスしましょう。
そう考えると、
自分が持っている
最大限の行動をすれば良いのです。
行動のみをコントロールし、
結果はコントロールしなくて良いのです。
「今日は、行動できたかどうか？」
単純にそれだけに集中しましょう！
行動出来ていたら
その日の営業は100点です！
「果報は寝て待て」
コントロールできない結果は
寝て待っていれば良いのです。
そうやって自信をつけていきましょう。
今日は以上です。
