私のように他業種から生保業界に入ると、
「営業マンの方々は、一般的なビジネスでは
考えられないような制約の中で見込み客開拓している」
と驚かされます。
営業マンの方々が
苦労しながら工夫を重ねているのを見るたびに、
「一人でも多くの方に
紹介営業のメソッドを伝えたい!」
という想いが非常に
強くなっていることを実感する日々です。
昨年秋には
「紹介による見込み客開拓の方法」をマスターする
<紹介営業の達人養成塾>
の第5期生を募集したところ
説明会に多くの方がご参加いただきました。
最終的に60名の方と一緒に
スタートすることになりました。
彼らの人生を変えるような
大きなインパクトを与えたい!
そんな熱い想いで講義をお伝えしています。
多くの営業マンの悩み
生保営業マンの悩みはほぼ決まっています。
- アポが全然取れない
- 人脈が尽き、会える人がいない
- 紹介が出ない
- 保険の話しを切り出せない
昨年の説明会でお会いした方々も
ほぼこれらの課題で共通しています。
しかも、殆どの方が「契約のとり方」以前に
『そもそも会える人がいない』
という課題を抱えています。
営業の仕組みや発想を大きく変える!
もし、あなたが
「そもそも会える人がいない」
という状態に陥ったとしたら
考えられる理由は主に2つあります。
- 行動量が足りない
- やり方が効果的ではない
中には、「そもそも努力が足りない」という人もいます。
ただ、私が見ている限り、
多くの営業マンは一生懸命働いています。
それでも、会える人がいないわけですから、
『やり方(営業方法)が効果的ではない』
というのが、多くの方の課題となっていると
言えるでしょう。
ただ、そのような方の場合
私のこれまでの経験から言えることは、
- 営業のやり方を見直す
- 営業マンの目線やマインドを変える
- 紹介から契約に至るまでのステップを変える
などの工夫によって自然と成果が上がるようになります。
これまでの営業のスキーム(流れ)に問題はないか?
多くの営業マンが
「契約も取れなければ、紹介もいただけない・・・」
となってしまうのには、原因があります。
では、どんな原因があるのでしょうか?
結論から言いますと、
これまで生保業界の営業マンにとって
「ベストと考えられてきた営業スキーム」
に原因があります。
従来型の紹介営業のスキーム
多くの生保営業マンは、
「紹介営業のスキーム」として、
- まずはお客様から契約を頂く
- 契約を頂いたお客様に、証券をお持ちするタイミングで紹介をお願いする
このような流れがベストと学びます。
つまり、
「契約」を取ることを目的に営業し
その流れで「紹介」ももらう
という営業スタイルです。
社内研修もこの流れで行われることが殆どです。
契約されたばかりのお客様は、
その時点で感情や関心が最も高まっているため、
「いいですよ。声をかけてみますね」
と言ってくれることも少なくありません。
これで紹介をどんどん獲得できれば良いのですが、
営業マンの多くは、この方法で紹介をいただけないのが現実です。
そこで、この従来型の営業スキームを見直してみましょう!
「営業スキーム」を見直すと紹介が増えます
従来型の営業スキームは、
「契約」を取ることを目的に営業し
その流れで「紹介」ももらう
というスキームでした。
そこで、発想を変えて、
「紹介をもらうこと」を目的に営業し
その流れで「契約」ももらう
という営業スキームに切り替え
営業の目的を「紹介」に変えるのです。
実際に、これまで数多くの生保営業マンの方々に
「まず紹介をもらう」営業スキームをお伝えしてきました。
結果、この方法を実践した
50%の方がMDRTを達成しております。
次回、営業スキームの見直しで
紹介をもらえるようになった方の
事例をご紹介したいと思います。
ぜひ、楽しみになさってください。